仕入債務と資金繰りの関係を理解しましょう

2010-04-20

商品を掛け取引で仕入れている場合には、
仕入代金の支払時期とそれに伴う仕入債務(買掛金や支払手形の合計)
の残高
が、資金繰りに大きな影響を与えます。

期首に比べて期末の仕入債務の残高が減っていれば、
期中に期首残高の金額分だけ過剰に支払いをしていることになり、
資金繰りは苦しくなります。

逆に期末の仕入債務の残高が増えていれば、
資金繰りが楽になるのです。

従って、資金繰りが苦しいときには、
各仕入先に対する支払条件をもう一度見直して下さい。
そして、支払い期間の延長を交渉してみてください。

特に、売掛債権の入金よりも仕入債務の支払いが
先にあるような場合には、支払い条件の変更が不可欠です。
このような場合には直ちに仕入先に事情をよく説明し、
支払期間延長の協力を求めて下さい。

もちろん、仕入債務の支払期間を長期化する場合、
それに伴う金利相当分を仕入価格に上乗せするのでは意味がありません。
あくまでも仕入価格を据え置いて、長期化するようにお願いしてください。

金利相当分を上乗せした場合には、
長期的にみて、かえって資金繰りを悪化させることになるので、
注意が必要です。


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