手形を振り出してはいけません

2010-04-22

仕入債務の支払期間が長くなると資金繰りは楽になります。
支払期間を長くする最も簡単な方法は、
買掛金の支払いを手形でするか、手形のサイトを長くすることです。

しかし、それは当面の資金繰りだけのことで
長期的には資金繰りの悪化につながります。
仕入代金に金利相当分が上乗せされるため、仕入価格が高くなります。
また、仕入先から「手形払いでいいから」と頼まれ、
大量仕入をしたりし、過剰在庫や不良在庫が増える原因となります。

会社が倒産する原因の多くは、手形の不渡りです。
手形の不渡りが発生し、銀行取引が停止され、信用の失墜、
信用取引の停止から倒産というパターンです。

手形を振り出さなければ、当面の倒産を回避することが出来ます。
これまで手形を振り出していなかった会社は、
今後も絶対に振り出さないでください。
すでに手形を振り出している会社は、手形の廃止を検討して下さい。

手形の振り出しは借金と同じであり、
さらに借金よりもはるかに簡単にできるので、
借金以上にリスクがあるのです。


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