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手形の割引・裏書譲渡
手形の割引とは、支払期日前に手形を銀行に買い取ってもらい
現金化することをいいます。
手形割引をする場合は、支払期日までの金利に相当する
割引料を差し引かれます。
すべての手形を割引で現金化してもらえることはなく、
振出人または所持人の信用度などによって
割引枠や割引率が変わります。
現実的には、手形の割引は、手形を担保にした借入金と同じです。
振出人または所持人の信用枠内でしか割引できません。
また、信用枠に対しては、別途担保を要求されるのが一般的です。
裏書譲渡は、買掛金などの仕入れ代金の支払いを
手形を譲渡することで行うことをいいます。
裏書きの意味は、手形の裏面に署名や記名押印をすることから
このように呼ばれるようになりました。
また、手形の振出人の口座の残高が不足しており、
引き落としが出来ない場合は不渡手形となります。
資金不足による不渡りが6カ月以内に2回発生した場合は、
振出人は銀行取引停止処分になります。
裏書譲渡した手形が不渡りになった場合は、
手形金額の支払いを求められることがあります。
小切手や手形の現金化の方法
小切手の現金化は、支払銀行への呈示を行う必要があります。
呈示期間は、振出人が振り出した日の翌日から10日間に指定されています。
呈示期間を過ぎると支払いを拒絶されることもあります。
小切手に記載されている金額は、小切手記載の支払銀行に呈示すれば、
すぐに現金で受け取ることができるため、盗難などの被害から守るために、
ある措置が取られています。
それが、小切手の表面に2本の平行線が引いてある線引き小切手です。
この小切手の場合、振出人が取引先の預金口座などに限定できるので、
不正使用を防ぐことが出来ます。
手形を支払期日に取り立てる場合は、手形をもらった人は
自分の取引銀行に手形を持ち込んで取立の依頼をします。
すると取引銀行から手形の交換所を通じ、
支払銀行に呈示され、決済されます。
手形の呈示は、支払期日とそれに次ぐ2取引日までにする必要があります。
期間をすぎると支払銀行は、期日経過で支払いを拒否されるので
気を付けましょう。
小切手や手形とはどんなものでしょうか
売掛金の回収に小切手や手形を受け取ることがあります。
小切手とは、作成者(振出人)の取引銀行が
作成者(振出人)の預貯金口座から持ち主(名宛人)に対して、
券面に表示された金額の支払いを約束する証券のことです。
支払期日の指定がなく、すぐに現金化できることから、
事実上、現金と同じ役割を果たしています。
一方、手形は約束手形と為替手形の2種類があり、
約束手形が主に使われます。
振出人が受取人に対して一定の期日に一定の金額の支払いを
約束する証券のことをいいます。
小切手も手形も記載が必要な事項(要件)があるので、
受け取るときには、記載事項に漏れがないかを必ずチェックしましょう。
買掛金を管理しよう
買掛金とは商品を仕入れたり、外注先に作業を依頼したりしたものの
まだ仕入先、外注先にお金を支払っていない代金のことをいいます。
買掛帳とは、その買掛金を管理する帳簿のことで、
具体的には、仕入先ごとに掛けによる仕入金額と支払い金額、
買掛金の残高を一覧するために記入する帳簿になります。
買掛帳も売掛帳と同様に、「日付」「品名」「数量」
「単価」「仕入金額」を記入し、
実際に支払った日に支払い金額を記入します。
買掛金の管理を怠り、支払いが遅れたり漏れたりすると
信用問題にかかわりますので、気を付けて、きっちりと管理しましょう。
売掛金を管理しましょう
掛取引とは、商品やサービスの代金を後日支払ってもらう
という約束で取引を行うことをいいます。
通常、掛取引は信用のある取引先に対してしか行わないので、
掛けで仕入している取引先を仕入先、
掛けで販売している取引先を得意先といいます。
掛売りで発生した債権のことを「売掛金」、
掛仕入れで発生した債務のことを「買掛金」といいます。
この掛取引を管理する帳簿が、「売掛帳」「買掛帳」です。
売掛帳とは、得意先ごとに売掛金を把握するための
帳簿のことをいいます。
売掛帳を記帳する意味とは、掛売りによって発生した売掛金を管理して、
入金の漏れを防ぐために行います。
売掛帳には、「売上の日付」「商品名」「数量」「単価」「売上金額」
を記入し、入金になったときに「受入金額」を記載します。
これで、回収の漏れがないかどうかを把握することができます。



