Posts Tagged ‘資金繰り’

まずは利益を増やしましょう

2010-05-27

利益が出ているからといって企業経営が
順調にいっているというわけではありません。

キャッシュフロー計算書のしくみをみてもわかるように、
利益がキャッシュフローの源泉であることには違いないのですが、
利益に資金の裏付けがないと自由に使うことができません。
その上、税金を払うこともできず資金繰りは苦しくなるばかりです。

しかし、利益がキャッシュフローの最大の源泉に
なるべきものであることには変わりなく、
キャッシュを稼ぎ出すには、まず利益を増やさなければなりません。
ここで大切なことは、資金の裏付けのある利益を増やすということです。

利益は「収益-費用」で計算されますから、
利益は収益を増加させ、費用を削減することによって
増やすことが出来ます。

損益計算書に沿っていうと、売上高を増加させること、
売上原価を削減すること、販売費及び一般管理費などを削減すること

利益が増えることになります。

もちろん、銀行借入や支払手形の振り出しなどによっても
資金調達をすることができます。
しかし、それは単に一時的な資金繰りの改善策にすぎません。

借入金はいずれ返済しなければなりませんし、
支払手形はいずれ決済しなければならにので、
そのときまた資金が必要になってくることを忘れないでください。

借入金の口座別返済予定表を作ろう

2010-05-12

複数の銀行から何口もの借入金があると、
毎月の返済額がいくらで、借入金残高がどれだけあるのか
わからなくなり、資金繰りが煩わしくなってしまいます。

そこで、借入金の口座別返済予定表を作っておくと役に立ちます。
この表を作るポイントは、借入金の明細を一覧表にまとめることと、
口座別に毎月の返済額を記録して月間の返済合計額を
算出しておくこと
にあります。

このような表を作っておけば、返済を忘れることもありませんし、
資金繰り表の財務・借入金返済の欄の明細にもなります。
また、融資担当者からの信用も高まるでしょう。

手形を振り出してはいけません

2010-04-22

仕入債務の支払期間が長くなると資金繰りは楽になります。
支払期間を長くする最も簡単な方法は、
買掛金の支払いを手形でするか、手形のサイトを長くすることです。

しかし、それは当面の資金繰りだけのことで
長期的には資金繰りの悪化につながります。
仕入代金に金利相当分が上乗せされるため、仕入価格が高くなります。
また、仕入先から「手形払いでいいから」と頼まれ、
大量仕入をしたりし、過剰在庫や不良在庫が増える原因となります。

会社が倒産する原因の多くは、手形の不渡りです。
手形の不渡りが発生し、銀行取引が停止され、信用の失墜、
信用取引の停止から倒産というパターンです。

手形を振り出さなければ、当面の倒産を回避することが出来ます。
これまで手形を振り出していなかった会社は、
今後も絶対に振り出さないでください。
すでに手形を振り出している会社は、手形の廃止を検討して下さい。

手形の振り出しは借金と同じであり、
さらに借金よりもはるかに簡単にできるので、
借金以上にリスクがあるのです。

仕入債務と資金繰りの関係を理解しましょう

2010-04-20

商品を掛け取引で仕入れている場合には、
仕入代金の支払時期とそれに伴う仕入債務(買掛金や支払手形の合計)
の残高
が、資金繰りに大きな影響を与えます。

期首に比べて期末の仕入債務の残高が減っていれば、
期中に期首残高の金額分だけ過剰に支払いをしていることになり、
資金繰りは苦しくなります。

逆に期末の仕入債務の残高が増えていれば、
資金繰りが楽になるのです。

従って、資金繰りが苦しいときには、
各仕入先に対する支払条件をもう一度見直して下さい。
そして、支払い期間の延長を交渉してみてください。

特に、売掛債権の入金よりも仕入債務の支払いが
先にあるような場合には、支払い条件の変更が不可欠です。
このような場合には直ちに仕入先に事情をよく説明し、
支払期間延長の協力を求めて下さい。

もちろん、仕入債務の支払期間を長期化する場合、
それに伴う金利相当分を仕入価格に上乗せするのでは意味がありません。
あくまでも仕入価格を据え置いて、長期化するようにお願いしてください。

金利相当分を上乗せした場合には、
長期的にみて、かえって資金繰りを悪化させることになるので、
注意が必要です。

支払いに裏書手形を使おう

2010-04-16

売上代金は現金で回収すべきですが、
やむを得ず手形で回収することもあります。
この手形を裏書譲渡して仕入代金の支払いに充てることが出来ます。

裏書譲渡とは、受取手形を満期日まで所有しないで、
仕入れた商品などの代金の支払いのために仕入先等に
譲り渡すことをいいます。

裏書譲渡した場合、その代金は手形の振出人が手形の譲受人に支払います。
もし、その手形が不渡りになると裏書譲渡した人は、
手形の所持人にその代金を支払うことになっています。
したがって、裏書手形を受け取った側もその債権の安全性が高まり、
メリットが生じます。

自社で手形を振り出した場合、不渡りになれば倒産ですが、
手形を裏書譲渡すれば、そのリスクを払わずに、
支払い手形を振り出したのと同様に支払いが出来ます。

さらに、手形の決済は振出人がやってくれるので、
手形決済のための資金繰りと言う煩わしさもありません。
有効に利用して、資金繰りを改善しましょう。

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