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損益通算 赤字の所得を黒字の所得と相殺しよう

2009-12-30

損益通算とは、赤字の所得を他の黒字の所得から
差し引くことです。

損益通算できる所得は、不動産所得、事業所得、
譲渡所得、山林所得
の4つの赤字に限られており、
損益通算の順序も決められています。

なお、同じ所得の中では、
黒字と赤字を相殺することが出来ます

例えば、同じ年に土地を売却し、
土地Aは利益が出て、土地Bは損失が出た場合には、
それぞれの利益と損失を相殺し、相殺後の金額が
その年の土地等の譲渡所得の金額となります。

また、不動産所得は原則は損益通算の対象となりますが、
土地を購入するために借入を行い、
その借入金の利子のために赤字となった場合には、
利子に対応する赤字の金額は損益通算できません。

ただし、建物の借入金利子は損益通算の対象となります。

土地と建物を同時に購入した場合の借入金の利子は、
土地に対応する利子を優先的に黒字に充当し、
充当しきれなかった赤字は建物の利子に対応させ、
納税者有利に計算してください。

分離課税 確定申告の課税方法は2つあります

2009-12-29

分離課税とは、他の所得とは合算せずに
所得ごとに定められた税率により課税する方法です。

退職所得の場合は、生涯賃金の精算、
老後の生活資金たる性質をもつ退職金を、
他の所得と合算して課税するのは不適当という配慮により、
税負担を軽くしています。

株式の譲渡所得については、
国民の証券投資を促進するために、
他の所得と分離して課税することになりました。

分離課税は、高額所得者に有利な課税方法です。

なお、分離課税される所得は次のとおりです。

・配当所得(注)
・退職所得
・山林所得
・譲渡所得(不動産や株式の売却益)
・利子所得(源泉分離課税)

(注)平成21年から上場株式の配当は10%の税率による
   申告分離課税との選択が出来るようになりました。

所得の種類は10種類あります②

2009-12-29

譲渡所得

土地や建物、その他の資産を売却した利益をいいます。
土地建物などの不動産および株式を売却した利益については、
他の売却益とは分けて課税されます。(分離課税)
(所得金額の計算)
譲渡所得の金額=総収入金額-(取得費+譲渡費用)-特別控除

一時所得

生命保険や養老保険の保険金や懸賞の賞金、福引の当選金品、
競馬の馬券払戻金、法人から贈与された金品をいいます。
(所得金額の計算)
一時所得の金額=(総収入金額-収入を得るために要した費用-50万円)×1/2

雑所得

公的年金や年金払いの保険金、その他9つの所得以外のものをいいます。
(所得金額の計算)
(1)と(2)の合計金額
(1)公的年金の収入金額-公的年金等控除額
(2)(1)以外 総収入金額-必要経費

退職所得

退職金をいいます。金銭に限らず退職を事由として支給されるものは
退職所得になります。
通常は、所得税と住民税を源泉徴収して支払われているので、確定申告は必要ない。
(所得金額の計算)
退職所得の金額=(退職金の金額-退職所得控除額)×1/2

山林所得

山林の伐採譲渡による所得。林錠を営む人が該当します。
(所得金額の計算)
山林所得の金額=総収入金額-必要経費-50万円

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