2010-04-23
据置払いを利用しよう
手形の振り出しはやめるべきですが、突然やめてしまうと
たちまち資金繰りが悪化して支払いが困難になります。
そこで、仕入先に対して「据置払い」にしてもらうよう
交渉して下さい。
据置払いとは、手形を振り出して買掛金を支払う代わりに
手形を振り出さずに、その支払手形のサイトを
買掛金として据え置いてから現金で支払うという方法です。
支払いサイトをこれまでの手形のサイトより
短くすれば可能となるはずです。
例えば、これまでの支払条件が月末締め翌月末に
3カ月サイトの手形払いだとします。
この場合締め日から4カ月後に仕入先はキャッシュを
手にすることになります。
これを月末締め3カ月後、または3.5カ月後に現金払い
という条件で話をします。
そうすれば、1カ月または0.5カ月早くキャッシュを
手にすることが出来るようになります。
そして据置の期間をだんだん短くしていき、
最終的には現金払いができるようにすることです。
現金払いほど確実な仕入原価の削減策はありません。
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