2010-02-08
起業するときの個人事業と法人の違い
起業するとき、事業を始める形態として、
「個人事業者でいくか?」「法人を設立するか?」
悩むところです。
この「個人事業」と「法人」の違いはどこにあるのでしょうか?
経営者が個人的立場で事業を行い、
事業に対するすべての利益も責任も引き受けるのが個人事業です。
一方、登記されることによって法的な人格を与えられた法人組織が、
事業を行うのが会社経営です。
個人事業と法人は、事業規模の大小や業種によって区別されている
わけではありません。
個人事業の事業主はあくまで本人ひとりですから、
事業に対するすべての責任を背負うことになります。
利益はすべて事業主個人のものになりますが、
金融機関などから借り入れをすると、それは個人の借金となり、
事業主として全責任を負わなければなりません。
それに対し、法人は、取締役として責任者を一人以上置き、
その中から代表取締役を選任します。
法律によって事業内容や役員、運営などすべて規制されますが、
責任は自分の出資分の範囲内に限られる点で、個人事業とは異なります。
では、どちらが得なのか?
また、明日お話しましょう。
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