2010-03-24
経理の基本 必要な帳簿を準備しましょう
個人事業でも会社でも、営業活動によって利益が出た場合、
その利益に基づいて算出した税金を国に納付する必要があります。
「どれだけの利益が出たのか」
「会社の財産状態はどうなっているのか」などを把握するため、
損益計算書や貸借対照表を作成します。
そして、これらを作成するために帳簿を作成するのです。
例えば、銀行口座を通して出し入れしたお金は通帳に記録が残りますが、
銀行口座を通さないお金の記録は残りません。
そこで、現金の出し入れについては、「現金出納帳」を使って記録します。
現金出納帳は、おこづかい帳や家計簿をつけるのと同じ要領で、
出たお金と入ったお金を毎日記入していくだけです。
科目ごとの収支状況をまとめた総勘定元帳も必要です。
損益計算書や貸借対照表を作成する際に必要となります。
帳面の作成については、コンピュータソフトの使用を検討しましょう。
自動的に作成してくれるので、タイムリーに状況を把握することが出来ます。
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